YealinkのIP電話機はどれを選べばよい?
クラウドPBXやMicrosoft Teamsの普及により、オフィスの電話環境を見直す企業が増えています。
なかでもYealinkは、一般的なSIP対応IP電話機からMicrosoft Teams向け電話機まで、さまざまなビジネスフォンを展開しています。
一方で、製品ごとに画面の大きさや操作方法、対応する電話システムが異なるため、型番だけを見ても違いが分かりにくいことがあります。
今回は、次の5機種を比較し、それぞれの特徴や導入メリット、おすすめの利用シーンを分かりやすく解説します。
- MP54-Teams
- SIP-T43U
- SIP-T46U
- SIP-T48U
- SIP-T77U
MP54-Teams|Microsoft Teamsを電話機から利用したい方に
MP54-Teamsは、Microsoft Teamsの通話機能をデスクフォンから利用するための電話機です。
4インチのタッチスクリーンを備えており、Teamsの連絡先や通話履歴などを画面上で確認できます。パソコンを起動せず、電話機からTeamsの通話を利用したい環境に適しています。
導入メリット
- Teamsの通話を専用端末から操作できる
- タッチスクリーンで直感的に操作しやすい
- パソコンを使わずに着信へ対応できる
- HD音声により相手の声を聞き取りやすい
- PoE対応で電源配線をまとめやすい
おすすめの利用シーン
- Microsoft Teamsを利用しているオフィス
- 受付や共用スペース
- パソコンを常時使用しない席
- Teams通話専用の電話機を設置したい場所
なお、従来のMP54 Teams Editionについて、Yealinkは2024年9月30日をもって販売終了と案内しています。購入時には在庫状況や後継機種のMP54 E2 Teamsを含め、利用環境に合う機種を確認することが重要です。MP54 E2 Teamsは一般オフィスや受付、共用スペース向けのモデルとして案内されています。
SIP-T43U|機能と導入コストのバランスを重視する方に
SIP-T43Uは、日常的な電話業務に必要な機能を備えたスタンダードなSIP対応IP電話機です。
3.7インチのモノクロ画面を搭載し、12個のSIPアカウント登録に対応しています。電話機を複数台導入したい一般オフィスや、基本的な通話機能を重視する部署に適しています。
導入メリット
- 基本機能と拡張性のバランスがよい
- 複数の回線や電話番号を管理できる
- 物理ボタン中心で操作を覚えやすい
- PoE対応で机周りの配線を整理しやすい
- オプション機器により機能を追加できる
USBドングルを追加することで、BluetoothやWi-Fi、対応ワイヤレスヘッドセットなどを利用できます。必要な機能だけを追加しやすい点も特徴です。
おすすめの利用シーン
- 一般オフィス
- 営業部門
- 店舗
- 電話機を複数台導入する部署
- 操作がシンプルな機種を求める環境
SIP-T46U|電話対応の多い部署に
SIP-T46Uは、電話対応の多いオフィスワーカーや管理者向けのSIP対応IP電話機です。
見やすいカラー画面を搭載しており、複数の回線や連絡先を確認しながら操作できます。頻繁に発信や転送、保留を行う部署に適しています。
導入メリット
- カラー画面で通話情報を確認しやすい
- 複数回線を扱う業務に対応しやすい
- よく使う機能へ素早くアクセスできる
- 2つのUSBポートによる高い拡張性
- PoE対応で設置しやすい
SIP-T46Uは、USBポートを利用してBluetooth、Wi-Fi、USBヘッドセット、USB録音などの機能を追加できます。業務内容に合わせて周辺機器を組み合わせやすいモデルです。
おすすめの利用シーン
- 営業部門
- 総務部門
- 代表電話の対応席
- 電話の取次ぎが多い部署
- ヘッドセットを利用する担当者
SIP-T48U|タッチ操作と見やすさを重視する方に
SIP-T48Uは、大型のタッチスクリーンを搭載した上位クラスのSIP対応IP電話機です。
画面上から連絡先や通話機能を操作できるため、複数の機能を分かりやすく利用したい方に適しています。Yealinkは、経営層やビジネスの専門職向けの高度なSIP電話機として案内しています。
導入メリット
- 大型タッチスクリーンで操作しやすい
- 通話状況や連絡先を確認しやすい
- 多機能でも画面上から直感的に操作できる
- USB機器を使って機能を拡張できる
- 電話対応が多い環境でも効率的に使いやすい
おすすめの利用シーン
- 役員室
- 管理職のデスク
- 受付
- 代表電話の対応席
- 操作性と画面の見やすさを重視する環境
SIP-T77U|デザイン・操作性・拡張性を求める方に
SIP-T77Uは、YealinkのT7シリーズに属する上位モデルです。
薄型の本体とタッチスクリーンを採用し、USB-AとUSB-Cの両方を備えています。機能性だけでなく、デスク周りのデザインや操作性も重視する方に適しています。
また、Yealink独自のAIノイズキャンセリング技術により、周囲の雑音を抑えた聞き取りやすい通話を支援します。
導入メリット
- タッチスクリーンで操作しやすい
- USB-AとUSB-Cによる高い拡張性
- AIノイズキャンセリングに対応
- モダンなデザインでオフィスに合わせやすい
- 多機能な電話環境を構築しやすい
おすすめの利用シーン
- 役員室
- 管理職や責任者のデスク
- 電話対応の多い専門職
- デザイン性を重視するオフィス
- 周辺機器を組み合わせて利用したい環境
Yealink IP電話機5機種の比較
| 型番 | 主な特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| MP54-Teams | Microsoft Teams対応・タッチ操作 | Teams利用企業、受付、共用スペース |
| SIP-T43U | 基本機能と拡張性のバランス | 一般オフィス、店舗、複数台導入 |
| SIP-T46U | カラー画面・2つのUSBポート | 営業、総務、代表電話対応 |
| SIP-T48U | 大型タッチスクリーン | 役員室、管理職、受付 |
| SIP-T77U | タッチ操作・USB-A/USB-C・AIノイズ低減 | 役員、専門職、上位モデルを求める企業 |
用途別の選び方
Microsoft Teamsの通話を電話機から利用したい場合は、MP54-Teamsが候補になります。ただし、利用するMicrosoftライセンスや電話環境によって必要な設定が異なるため、導入前の確認が必要です。
電話機を複数台導入し、基本機能とコストのバランスを重視する場合は、SIP-T43Uが選びやすいモデルです。
電話対応が多く、カラー画面やヘッドセットなどの拡張性を求める場合は、SIP-T46Uが適しています。
画面の見やすさやタッチ操作を重視する場合はSIP-T48U、さらに新しいデザインやUSB-C、AIノイズキャンセリングなどを求める場合はSIP-T77Uが候補になります。
購入前に確認しておきたいポイント
IP電話機は、本体を購入するだけで必ず利用できるとは限りません。
導入前には、次のような点を確認する必要があります。
- 現在利用しているPBXやクラウドPBXに対応しているか
- SIP電話機とTeams電話機のどちらが必要か
- Microsoft Teamsで電話番号を利用できる契約になっているか
- PoE対応のネットワーク機器を使用しているか
- Wi-FiやBluetoothが内蔵されているか、別売り機器が必要か
- 必要な回線数や電話機の台数
- ヘッドセットや拡張モジュールを利用するか
- 電源アダプターが必要か
特に、同じYealink製品でも、電話サービスやPBXの仕様によって利用できる機能が異なる場合があります。
購入後のミスマッチを防ぐためにも、製品を注文する前に利用中の電話環境を確認しておくことが大切です。
まとめ
今回ご紹介したYealinkの5機種は、それぞれ適した用途が異なります。
- Teams通話をデスクフォンで利用するならMP54-Teams
- 基本機能と導入しやすさを重視するならSIP-T43U
- 電話対応の多い部署ならSIP-T46U
- 大型タッチスクリーンを重視するならSIP-T48U
- 操作性や拡張性を重視するならSIP-T77U
製品の機能だけでなく、現在利用している電話システムや設置場所、必要台数まで含めて比較することが、導入後の失敗を防ぐポイントです。
Yealink製品の購入前相談を受け付けています
「自社のクラウドPBXで使用できるか分からない」
「Teams対応モデルとSIP対応モデルのどちらを選べばよいか迷っている」
「複数台導入する場合、どの機種を組み合わせればよいか相談したい」
このような場合は、購入前に利用環境や必要な機能をご相談いただけます。
現在利用している電話サービス、設置する部署、必要台数などを事前にお伝えいただくことで、用途に合った製品を選びやすくなります。
Yealink製品の購入前相談・お問い合わせ

今回ご紹介した製品以外のIP電話機や会議用端末については、以下の製品サイトからもご確認いただけます。
Yealink製品・IP電話機の一覧⇩
製品を比較したうえで対応状況や構成に不安がある場合は、注文前にお問い合わせページからご相談ください。


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